<連載対談>REISM×Tele-design #4『REISMのカタチ【=新しい領域】が、あたりまえになったら面白くない?』
プロローグ
古くなったものに、新しい命をふきこむ。リノベーションした中古物件を通して新たなライフスタイルを届ける「REISM」を運営するRevaxと、REISM空間の設計を手掛けるtele-design代表であり建築家・アーバニスト田島則行氏との対談をWeb Magazine第1弾としてフィーチャー。ちょっと友人に見せたくなる住まいを手に入れたい方、自分らしく生活を楽しみたいという方は必見です。
 

田島 PHOTO田島則行
Tajima Noriyuki
建築家・アーバニスト。1964年、東京都生まれ。1999年よりテレデザインとしてネットワークによる設計活動を開始。家具、プロダクトから、多種多様な建築デザイン、そして、都市計画まで内外の垣根を越えた様々な活動をプロジェクトベースによるフレキシブルなチームワークにより展開中。

PROFILE

『REISMは“チャレンジングでイージー”な、リノベーション物件です。』

REISM物件の見た目は、新築マンションのように新しいけれど、新築ではない。築年数でいうと中古マンションに違いないが、単なる中古でもない。REISMとは、どこに位置する不動産ブランドなのだろうか?


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REISM まずREISMは、中古物件をそのまま分譲するタイプの不動産ではありません。住居の一部を修繕、刷新することを目的として改修をするリフォームとも異なります。かといって、住み手の要望を基に作るフルオーダー型のリノベーション物件ではないので、1から10までお客さんと一緒に考えながらつくるやり方でもない。もちろん新築物件でもありませんので…今までになかった領域に位置しているのかもしれませんね。

田島 その新しい領域を、開拓しようとしているんですね。既存のカテゴリーにあてはめた考え方ではなくて、REISMの領域そのものが“あたりまえ”なものとして、みんなに面白がって認知してもらえる存在になれたらいいなと思っているんです。そういう意味でREISMは、これまで中古物件や新築物件を見て“自分には、どこか違うな、何か足りないな”と、思ったことのある人に向けた不動産ブランドです。


REISM WALL 001 赤坂
 

REISM 一般のお客様にとって、住宅の購入は一大イベントだと思うんです。しかし現状では、中古不動産特有の限られた情報の中から、物件のメンテナンス状態や建物の基本性能、法的関係の詳細までを把握するのは非常に難しい。また、自分らしい空間を!と注文型のリノベーションやリフォームを行う場合には、何度も打合せを行って、空間の基本設計から各種部材や仕様選定、デザインや品質、アフターのメンテナンスのことまで、コストや期間を考慮しながら進めていかなくてはいけません。そのプロセスの楽しさや納得感は注文型の良さでもありますが、負担は想像以上。しかもコスト面などの制約によって、実際にはイメージとは違うものが出来あがってしまった…ということもよくある話です。

その点、REISMが“イージー”だと思うのは、そんなプロセスをテレデザインをはじめとするプロの集団がマネジメントすることで、デザイン性と品質が確実に担保された物件を比較的割安で提供しているという点。つまり、お客様にとっては、中古不動産購入のわずらわしさを最小限にして、個性的でスタイリッシュな空間を楽に手に入れることができる。そんな、新しい不動産の新しいカタチがREISMなんですね。

もう少し語っても良いですか?(笑)
そして何よりREISMの面白さは、中古物件をリノベーションして“空間作用としてのバネ”になるようなスタートラインはある程度つくっているけれど、それをスタイルとして楽しんでもらうためには、もう一工夫必要というか自分で考えなくてはいけないという“チャレンジング”な部分があること。だから、英語でいうと“チャレンジングでイージー”なブランドかなと(笑)。


『住まう人が空間に触発されて、十人十色のライフスタイルを作ってもらえたら。』

REISMの空間は、個性的でスタイリッシュ。だけど、家具のレイアウトとか、ちょっと難しそうでは…。

REISM 例えば、間取りに、ここは寝室って書いてあったら、ベッドを置けばいいんだっていう発想が簡単にできると思うんですけど…。お風呂を浮かせたFloatのような形状が空間の中にボーンってあると、まずどこにベッドを置くかなあ?ソファはどこに置くかなあ?なんて、ちょっと考えないと、格好いいというか面白い部屋にならない。そんな、挑戦的でディープな側面はありますよね。


REISM FROAT 005 東池袋
 

田島 まだまだ一般的には、「寝室はどこですか?」という、今までのLDKの概念が染み込んでいるんだなと感じます。また、日本の住宅では、よく壁側に家具を置いたりしますが、REISMのオープンフィールドでは、そういう制約もなく自由なスタイルを楽しんでもらえるとうれしいです。

空間の中でイメージしているうちに、自分ならハンモックで寝てしまおうかな!というような、突飛な発想も出てくるかもしれませんね(笑)。


REISM ええ。いろいろ想像を喚起させる空間だと思います。その分、自分だったら何をどこに置くか?という所までを考えさせちゃうっていう。そうして出来上がった空間には、しぜんに、自分がでますよね。そんな住まい方があってもいいんじゃないかなと思っているんです。

田島 住まう人がこの空間にしぜんに触発されて、十人十色のライフスタイルを作ってもらえたら嬉しいですね。やっぱり、何を選んでどこに置くにしても、創造性だったり、最後には自分のエッセンスというか、自己主張みたいなものが大事になってくると思うんですよね。

『住まいでも、自分のスタイルで楽しもうよ!』

空間からライフスタイルが触発される…。想像するだけで面白そうですが、
そもそも「スタイル」とは、何でしょうか。


田島 スタイルを日本語にすると「〜流」になるのかな。でも、流派っていうのとは、ちょっと違います。それだと集団定義になってしまう。90年代に秘かに起きた“自分革命”っていうのがあって、それまでは全て“流行”でスタイルが語られてきたのが、このときに初めて“セルフ(自分)”という意味合いがでてきたんです。でも、あまりにも“〜流”ができ過ぎちゃって、どれに沿っていいかわからない…という人たちも増えてきた。そんな飽和状態から生まれて確立されたのが、個人としてのスタイルかもしれませんね。


もっと詳しく話すと…、80年代位までって、皆なんかすごいジーパン履いたり色々してたんだけれど、心はなんだか社会主義?みたいなところもあって…。隣の家の車が白だからウチも白の車にするとか、隣の家が何LDKだからウチも何LDKにするっていう決め方をわりとしていたんですよね。

それで、ジーパンの話に戻ると、一見色んな服を着ている様なんだけど、今流行だから着ているだけで、考え方は人民服と一緒のような?(笑)。でも、今の時代は、みんな本当に自分の価値観で選んで着るようになってきていると思うんですよね。逆に、隣の人が着ていたら、じゃあ違う服を着ようってくらい(笑)。



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REISM そうそう。今は、服とか食べ物、音楽にしても、流行っているから…という決め方ではなくて、自分の個性の延長線上で選んで、スタイルにしている感じがしますよね。住まいでも、服とか食べ物のように自分のスタイルで楽しもうよ!と提案したいんです。そして、REISMの空間が、住まう人にとってスタイルのベースになれたら嬉しいですし、そんな不動産ブランドがあってもいいんじゃないかと(笑)。

4回に渡ってお届けした「REISM×tele-design」の対談連載も今回で終了です。
「いったいREISMって何だ?」「どんな空間なんだろう?」と思われた方は、
リアルなREISMの空間を体験しにオープンルームへ足を運んでみませんか。


※ 次回からは、インテリアスタイリスト・窪川勝哉氏が、話題のインテリアショップとコラボレーションしてお届けするREISMの空間コーディネート企画がはじまります。どうぞ、お楽しみに!